平成29年分 路線価
1ヶ月ほど前になりますが、国税庁は7月3日に平成29年分の路線価を公表しました。
路線価とは、道路に面する土地1㎡あたりの評価額のことで、相続税や贈与税を算定するときの基準となります。
国税局が土地の公示価格、不動産鑑定士による鑑定評価価格や売買実例価格等を基準として1月1日時点の路線価を発表します。
平成29年分の全国における最高路線価は「東京都中央区銀座5丁目」で、1㎡あたり4,032万円です。はがき1枚あたりでいうと約59万7,000円になります。
バブル期である平成4年の過去最高額3,650万円を更新しました。
中国5県でいうと、広島県が2年連続で上昇し、岡山はマイナスから横ばいに転じました。ほか3県についても地価の下落幅が縮小し、地価の下げ止まり傾向が持続しています。
岡山県の最高路線価はJR岡山駅前の岡山高島屋前の市役所筋(東側)で1㎡あたり118万円です。
これは平成26年のイオンモール岡山の開業が影響しています。倉敷市も倉敷駅前広場通りで上昇し、岡山県は、岡山市、倉敷市の中心部の活性化がうかがえます。
みなさまのお住まいの路線価も国税庁のホームページで手軽に調べることができます。(国税庁 路線価)
相続財産の約50%を占めるのが不動産です。みなさま関心が深いと思いますので、この機会に一度調べてみてはいかがでしょうか。
お気軽に朝日税理士法人までお尋ねください。
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